抗生物質にも相互作用はあるのか

様々な病気において抗生物質が処方される事は多いですが、抗生物質を飲む事に不安を感じたりする人も多いです。
抗生物質は細菌を殺す薬ですが、きちんと処方された分は飲み切る必要があります。
中途半端に使用したり、自己判断で飲むのを止めてしまうと、体内に残った菌が、その薬剤に対し耐性をつけてしまうからです。
抗生物質を単体で飲む事よりもその他の薬を併用して飲むことが多いですが、注意しなければならない点があります。
注意しなければならない点とは、抗生物質にも相互作用はあるのかという事です。
結論から言うと抗生物質にも相互作用はあります。
薬物相互作用とは複数の薬を同時に服用する事で、作用が低下したり、逆に増強したりする事です。
抗生物質においては、テトラサイクリン系とニューキノロン系の抗生物質と、鉄剤など金属を含むものを一緒に飲んでしまうと、抗生物質の吸収が阻害されて薬によってはほとんど吸収されなくなってしまったり、効いても通常の半分以下になる事もあります。
他にもマクロライド系抗生物質の代謝に使用する酵素を利用している薬剤を一緒に摂取してしまうのも危険です。
医師は当然こういった事も含めて処方を行っているので、自己判断で薬を飲むのは避ける必要があります。