クラリスロマイシン錠の副作用は少ない?

クラリスロマイシン錠はマクロライド系抗生物質に分類されます。
細菌のタンパク合成を阻害して細菌が増えるのをおさえる作用があります。
ペニシリンアレルギーのある患者さんにペニシリンの代用として使用するほか、百日咳にも良くききます。
また、マイコプラズマ肺炎にも効果があります。

クラリスロマイシン錠は、胃・十二指腸潰瘍に関係しているヘリコバクター・ピロリという細菌の除菌目的で使用されることもあります。

結核や慢性気管支炎、慢性副鼻腔炎にも効果があります。
この場合は特別な用量で使用します。

一般に抗生物質の飲み薬は、胃酸により分解され吐き気や胃のむかつき、胃痛などの胃の症状がでやすいことが良く知られています。
このような症状がひどい場合は服薬を中止して医師に相談したほうがいいです。
クラリスロマイシン錠は胃腸への副作用は少ないとされています。

クラリスロマイシン錠は他の薬剤との相互作用が比較程多い薬剤です。
片頭痛のエルゴタミン製剤を併用すると手足の血液の循環を悪くすることがあります。
また、喘息の治療で使うテオフィリンや、抗凝固薬のワーファリンの効き目を強くする可能性があります。
自己判断で、関係がないと思わず医師に治療中の病気のことも伝えておくことが大切です。

クラリスロマイシン錠の適応症

クラリスロマイシン錠はマクロライド系の抗生物質で、多くの製薬会社から販売されています。
細菌の生育に関与するたんぱく質の合成を阻害し、菌の増殖を抑える働きがあります。
ぶどう球菌やマイコプラズマ、連鎖球菌などによって起こる感染症の治療に用いられます。

クラリスロマイシン錠の適応症は数多くあります。
まず扁桃炎、咽頭炎などの呼吸器感染症です。
そして中耳炎や副鼻腔炎などの耳鼻感染症、そのほか淋病や膀胱炎にも使われます。
また、非結核性抗酸菌症や消化性潰瘍のヘリコバクター・ビロリ菌の除菌にも用いられることがあります。

一般感染症では、通常成人で1回主成分として200mgを、1日2回服用します。
症状や年齢等によって増減があります。

主な副作用に、発疹やかゆみなどのアレルギー症状や胃腸障害、下痢などがあります。
まれに、ショックやアナフィラキシー症状が現れる場合があります。
薬でアレルギー症状の出たことのある場合や肝・腎機能障害、妊娠または授乳中の方は、必ず医師に伝えるようにすることが大切です。
またこのほかに薬を服用している時も、医師に相談することが重要です。
お互いの薬が、作用を弱めたり強めたりする場合があるためです。