ジスロマックと後天性免疫不全症候群患者の治療

性病の薬としての認識も高まってきているのがジスロマックであり、何らかの性病を疑って情報を集めていると一度は目にすることになる薬の一つとなっています。ジスロマックはマクロライド系抗生物質として広範囲の細菌に対して有効性が示されているものです。適応菌種も適応症も多いことから、性病に限らず様々な病気の治療に用いられています。性病の薬としての認識が高まっている理由は、細菌感染症として知られ、多くの患者がいる性器クラミジア感染症や淋病に対して有効性が示されているからであり、男性が悩まされることの多いこういった性病の治療においてよく処方されます。ジスロマックが使用される理由はその有効性の高さだけではなく、服薬の容易さという点もあげられます。ジスロマックは血中半減期が長いことに加え、徐放性製剤ができたことによって服用が必要な階数が著しく少なくなりました。そのため、患者が飲み忘れをしてしまうリスクが低いというのがメリットとなっています。性病の薬を飲む際に重要なのは飲み忘れをせずに治療が終わるまで飲み続けるということであり、それによって耐性のある病原体が出現するリスクを減らすことができるのです。一方、後天性免疫不全症候群の患者の場合にはジスロマックが予防や治療によく用いられます。後天性免疫不全症候群の患者の場合には免疫力が低下していて感染症にかかりやすいことから、その治療に強力で持続性があるジスロマックが適しているケースが多いのです。後天性免疫不全症候群も性病の一つとして知られるものであり、性器クラミジアや淋病と複合感染することもありますが、そういった際にもジスロマックが有効な治療薬として用いられています。